集客施策でお悩みの経営者様必見!
いろいろやってるのに集客施策がうまくいかない!
うまくいかない原因は○○○○○が足りないせいです。
「SEO対策に自社サイトに記事も書いてるし、Youtubeに動画もアップしてるし、noteもやってるし、SNSも専任担当いるし、いろいろ集客施策はやってるんだ。
でも、アクセスも受注も増えないのどうしたらいいの?」
とお悩みの方、うちもだ!という方は続きをご覧ください。
当事務所、ポロロンデザイン事務所では集客に関わるカウンセリングを行っています。別の集客ツールを順に試していったり、そもそも製品が悪いのか?と悩む前にできることがあります。是非ご相談ください。
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集客施策がうまくいかない原因は○○○○○が足りないせいです
いろんな集客施策を「まずやってみる」という行動力はとってもすごいことです。
ですが、何のために投稿したらいいのか、どこにゴールを置いたらよいのかも何もかもが分からないまま「やってみるだけ」だけで終わっては、効果の出ないブレブレの集客施策となってしまいます。
集客施策がうまくいかない原因は、何のためにやっているのか「コンセプト」が足りないせいです。たくさん集客施策をする行動力があるのであれば、新たな集客ツールなどをやらなくても、コンセプトを作り全体を調整するだけで、ブレることなく目的達成ができるようになります。
ここで内緒と言いたいくらいの情報ですが、実はコンセプトが足りないということに気づかない企業様は、私の経験則によると9割くらいになるんじゃないかと思います。
コンセプトを作れる企業様は、他社よりも生き残る道が開けると思います。
今のうちに他社に内緒でしゅくしゅくとコンセプトを作ってブレない集客施策をしていきましょう。
そもそもコンセプトとは何か?
コンセプトを辞書で調べると
まとめると
コンセプト=全体を通して一貫してブレることのない方向性
となりますね。
コンセプトの活用例
そして、コンセプトの活用としてよく聞くのは、コンセプト住宅、コンセプトカーなどがあります。
例えば、コンセプト住宅の場合、以下のような感じですね。
- 木のぬくもりの広い玄関
- どの部屋からも見える小さな日本庭園風中庭
- ほっとする広縁のある和室 (※広縁とは窓際に障子戸で仕切られた小さいテーブルと椅子が置いてあるところ)
- 広い窓を開けると露天風呂になるヒノキ造りのお風呂
- 細部まで行き届いた丁寧なつくりと空間で特別感を演出
- 二階から滑り台で降りられる
- 天井裏に小さい秘密基地スペース
- 昼寝用押し入れ
- リビングの椅子は背もたれ付きブランコ
- ガレージや中庭からそのまま泥んこで入れるお風呂
- 室内外移動型キッチンで晴れた日は外でBBQ
どうでしょう。目に浮かびますし、ワクワクしてきました。すごく住んでみたいです。
こんな感じで、コンセプトは「全体を通して一貫してブレることのない方向性」であるものの、
顧客が「こういうのが欲しかったんだ!」という心揺さぶられる価値ある製品・サービスだということもよくわかりますよね。
あと、コンセプトがあれば、集客にも、製品・サービス開発にも、デザインにも、ブランディングにも展開できて便利です。
では、コンセプトを作ってみよう!
コンセプトを検討する人は誰?
- 中小企業は経営者です。
- 中堅~大企業は経営者や広報部門等の優秀なリーダーです。
- 中小企業は経営者です。
- 製品開発部などがあれば、製品の骨子から携わる方です。
理想は経営者が一人で検討することです。外野の余計な意見に左右されず、自分の頭の中で思考をまとめ切りますので腹落ちのするコンセプトができやすいです。
もし、複数人での検討する場合で危険なのはみんなの意見を全部入れてしまうリーダーです。ブレブレになりまとまらずコンセプトになりません。
そのため、複数人での検討する場合、みんなに意見は出してもらってもそれをコンセプトとして昇華できる優秀なリーダーが必要です。
コンセプトはひらめきでもいい
「あっ!ひらめいた」とコンセプトを作ってもいいんです。
自社の事、自社製品のことを日頃からよく知っているからこそひらめくことってあります。
長いこと販売してきた製品について改めてコンセプトとして明文化するだけでもよくなります。
でも、競合を意識したり、わかりにくい造語だったり、外国語だったり、流行だったり、かっこつけたりするは伝わりません。
顧客が「こういうのが欲しかったんだ!」という心揺さぶられる価値ある製品・サービスと分かるものです。
コンセプトが出来たら「誰に、何を、どのように」も明文化しておきましょう。
「誰に、何を、どのように」の作り方は次の項目でお話しします。
コンセプトがひらめかないときは
コンセプトがひらめかないときは、PCやスマホを閉じ余計な情報は遮断し、真っ白な紙とペンをもって静かな部屋に行きコンセプトだけに集中して1時間でも3日でも考えるとよいです。
「誰に、何を、どのように」を考えますが、もっとかみ砕くと以下になります。
- 【誰に(自社の顧客になってほしい人はどんなことを望んでいるどんな人なんだろう)】
- 【何を(その人たちに自社は何をしてあげられるのだろう)】
- 【どのように(何かをするとその人たちはどのように喜ぶのだろう)】
- 【これらをコンセプトとしてまとめると何になるだろう】
それでは、それぞれをコンセプト住宅の例の「高級温泉旅館にいるような特別感のある家」でやってみましょう。
- 45~55歳代の夫婦2人暮らし。子なしか子供が独立済。上位中間層~富裕層。
- 年齢的に資金も余裕ができて、自分たちのためだけに使える。
- 旅行や買い物は若い時よりちょっとお金を出して「いいもの」になり、特別感が好きになる世代。
- 派手さより年月を感じるものや手作りのものなどほっとするものが好きになる世代。
- 昨今の時代の影響で自宅に求める快適さも重要視するように。
- 団塊ジュニア世代で、人数が多くその中の上位中間層~富裕層は他世代より人数も多いと想定。
- ほっとする自宅でありつつも特別感のある仕掛けをお届けしたい。
- 高級温泉旅館風が最適。
- 広い玄関、露天風呂、広縁、日本庭園などで「いいもの」を感じていただく。
- 「いいもの」が自宅にあることで、ほっとしつつも楽しく、時には優越感に浸れる。
- 友人を招いたときの誇らしさはご褒美。
- 「高級温泉旅館にいるような特別感のある家」
※コンセプトは基本的に社内で使うものですが、外向けにキャッチコピーを別に作ってもOKです。
このような感じで考えていくとコンセプトが見えてきます。どの部分から開始してもいいです。ちょっとずつ考えながら、全部埋められると腹落ちする内容となると思います。
一旦まとめ
- コンセプトは「全体を通して一貫してブレることのない方向性」である。
- 顧客が「こういうのが欲しかったんだ!」という心揺さぶられる価値ある製品・サービスだとわかるもの。
- 競合を意識したり、かっこつけたりせず、顧客に分かりやすい言葉で作ることで、自社独自の価値が生まれる。
ちなみにポロロンデザイン事務所のコンセプトは
「パッと見てわかるデザインへ」です。
人と人とが、Webや紙など媒体を通して円滑にコミュニケーションをするために、 「これが欲しい」「おいしそう」「行きたい」と感じてもらいつつ、どこを押すのか、次に何をしたらいいのかがパッと直感的に分かるようデザインをしています。
このコンセプトを基にサービス開発もしています。
コンセプトが出来たら集客施策に落とし込む
コンセプトが出来たら今度は集客施策に落とし込んでいきましょう。
例の「高級温泉旅館にいるような特別感のある家」でやってみましょう。
45~55歳代の夫婦2人暮らし上位中間層~富裕層に合わせた広告媒体、コンテンツに注力して作っていきます。
以下のような方法が見えてくるかと思います。
- 「高級温泉旅館の家」などキーワード検索する人は皆無で、「注文住宅」からも遠いためキーワード検索広告よりも属性収入などで分けられるオーディエンス広告を活用しイメージ訴求をする。
- 広告からの着地点としてプロモーションサイトを立ち上げる。
- メインビジュアルは、モデルハウス内を高級旅館を紹介するように静寂と特別感の伝わる動画に。
- 情報伝達の順番をイメージ優先型にし「イメージ→特別感が伝わる裏付けストーリー→設計士兼デザイナーのバックボーン→スペック」とする。
- コンバージョン(キーイベント)は資料請求とし、資料請求者にはすぐにモデルハウスのご案内をする。
- 和室の広縁からの中庭の眺めと和菓子とお茶などを動画でとり、住んだ時のイメージを伝える内容
- お風呂のヒノキはどこ産でどのような加工を施しているのかなど「特別感」につながる内容
- 顧客が出来たら「お客様の声」を追加していく。
- とにかく「高級温泉旅館にいるような特別感のある家」にこだわりターゲットに伝えていく。
- 高級注文住宅雑誌、旅行雑誌、富裕層向け雑誌、経営者層のビジネス雑誌などに特別感の演出でモデルハウスの内部を紹介し資料請求へつなげる。
※美容室等で電子書籍サービスでご覧いただく機会もある。Web媒体のコンテンツ広告もあり。
- Instagram、ピンタレスト、Facebookなどにイメージ優先で特別感の伝わるモデルハウスの内部写真や動画を載せていく。
などでしょうか。
コンセプトが分かっているからこそ、どの媒体にどんな内容を出したら効果的かが分かってくると思います。
広告媒体、Webでの検索のキーワードや用意するコンテンツ、コンバージョンの種類などをできる限り的確に想定するにはカスタマージャーニーもおすすめです。
※カスタマージャーニーとは、顧客がどのように製品を見つけて、購入したいと思うように気持ちを高め、購入するかなどの行動と感情の仮説を書き出す作業です。エクセルなどで一元で見えるように作ると使いやすいです。
一人で作りにくい時は、デザインカウンセリングに相談!
自社で作ったWebサイトやチラシの改善点の相談、営業方法の相談、経営相談なども合わせてお話を伺うことが可能です。
ご相談いただいたお客様からは「考えがまとまり、すっきりした」と言っていただくことがよくあります。
デザインカウンセリングのメニュー
ポロロンデザイン事務所のデザインカウンセリングは対面がおすすめです。遠方などで難しいときはお電話となります。
デザインカウンセリングはWeb会議は対応していないサービスです。理由は、Web会議では間や空気感が損なわれお客様のお悩みを全面的に理解するには向いていないことと、デザインの改善等は絵を描きながらご案内するからです。
対象者 |
※基本的にお一人でお願いします。多くても補佐の方を入れたお二人までとなります。人数が多いと相談にならないからです。 |
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ご相談内容例 | お客様が集客施策を実施した上での問題点解決が向いています。
※だいたい初めの30分でお客様に相談内容をお話しいただき、その後は一緒にご相談となります。 |
対面相談料金 | 1回1時間 20,000円(税別) 1回2時間 30,000円(税別) ※既定の時間より15分を越えるごとに2500円(税別)の追加となります。 |
電話相談料金 | 1回30分 5,000円(税別) ※既定の時間より15分を越えるごとに2500円(税別)の追加となります。 |
ご相談会場 | 渋谷区笹塚駅からすぐです。 ※会場の詳細はお申し込み後メールでお知らせいたします。 |
お申込み方法 | デザインカウンセリングのお申込みは、お問い合わせフォームからどうぞ。 ※対面相談は1週間以上先、お電話相談の場合は2日以上先の月曜・第二木曜・第三火曜を除く、平日11時から17時の間のご予定を2~3案お知らせください。後ほど日程をお知らせいたします。 |
※当デザインカウンセリングは単発の相談サービスです。継続して毎月定例で相談できるWeb・PRコンサルティングサービスもございます。詳細はこちらから。
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著者プロフィール
廣田 智江(ひろた さとえ)ポロロンデザイン事務所
代表、プロデューサー/デザイナー
武蔵野美術大学卒
(公財)東京都中小企業振興公社「デザイン相談窓口 専門相談員」
代表者プロフィールをもっと見る
(この記事は2024/11/11に公開されました。)
コンセプトを日本語として用いる場合には、全体を通して一貫した基本的構想という意味で使うことが多い。すなわち、コンセプトは単なる「目的」ではなく、終始一貫してブレることのない基本的な方向性を意味する。コンセプトは、物事に取り組む際の姿勢・方針・思想を表す。
出典:Weblio 辞書(新語時事用語辞典)https://www.weblio.jp/content/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%97%E3%83%88