新製品コンセプトデザインコンサルティング
(デザイン経営コンサルティング)
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今までの常識を変える
新製品・新市場を作りたい
経営者のみなさまへ新製品コンセプトデザインコンサルティングは、改良レベルではない新製品企画をしたい企業様やデザイン思考で新製品企画をしたい企業様向けに、新製品企画のアイディア出しから新製品のガイドラインまでを重点的にサポートするサービスです。今までの常識を変える新製品・新市場を作りましょう。
ところで「今までの常識を変える新製品」とは?
例えば今までの掃除機は「人が手に持って操作し掃除するもの」ということが常識でした。それにとらわれたまま過去の顧客データから新製品を作ると、吸引力アップなどの改良レベルの製品になりがちです。 一方、今までの常識にとらわれずに作られたであろうロボット掃除機は人のライフスタイルを変えました。 手に持たなくてもよく、外出していても勝手に掃除をしてくれます。掃除を代行してほしかった共働きの多い現代のユーザーにぴったりです。
このように「ほう、こうきたか」と受け入れられ、もっと楽しく便利になったり、世界が広くなったり近くなったり、ライフスタイルやビジネスシーンが変化していく。 そういった製品が「今までの常識を変える新製品」です。
また、「今までの常識を変える新製品」は、販売する顧客層も必然的に新しくなります。だから、価格競争等から脱却することも可能になってきます。これから3年後5年後を考えて今のままでいいのだろうか?とお考えの経営者様がいらっしゃいましたら、少しずつでも、新常識の新製品を作るため一歩踏み出してみませんか?
「今までの常識を変える新製品・新市場」の新境地には「デザイン思考」という思考方法が一番的確です。
最近注目されている「デザイン思考」での新製品企画
デザイン思考は、デザイナーが問題解決をする際の思考のことです。
デザイナーは、大きなテーマを出された時にパッと「こうすればいいじゃん!」と作品の完成形のビジョンが頭に浮かぶことがあります。すぐにビジョンが浮かばなくてもテーマにそってフィールドワークをし、体験したり、インタビューしたり、匂いや温度、触り心地など非言語的な事柄も含み五感で様々な情報を浴びて記憶に叩き込んでいきます。そうすることである時、点と点が結びつき「あっ、これだ!」とビジョンが見えるのです。それが「デザイン思考」です。非言語的な事柄も含んでいるからこそ「根拠」等を提示することができません。だからと言って「単なる思い付き」という言葉で片づける事ではない「n=1」 の人の機能を総動員した実体験に基づく思考です。
では、なぜ「デザイン思考」が注目されるようになったのか
「仮説検証(PDCA)」では、未来のビジョンを見つけにくいと分かったからです。
正解を導き出す方法である「仮説検証(PDCA)」は基本的にはハズレを起こしにくい確度の高い製品づくりにぴったりです。ですが、過去のデータを基にする方法であるからこそ改良製品にはとても向いていますが、データの無い未来のビジョンを見つけ出すことが苦手です。そこで「デザイン思考」が注目されるようになりました。
海外、国内の大手企業が「デザイン思考」を活用し始めています
アップル、スターバックス、アドビ、パナソニック、ソニー、良品計画などが、「デザイン思考」は企業の問題解決や新製品企画に親和性があると気づきビジネスに活用し始めています。デザイナー経験者が役員になるケースも出てきています。 デザイン思考を経営に取り入れることをデザイン経営といい特許庁が2018年から推進し始めています。
デザイナーが「デザイン思考」のサポートをします
そんな「デザイン思考」は、仮説検証の思考方法とは全く別の思考になります。デザイナー以外には慣れない思考の為、ポロロンデザイン事務所がサポートいたします。
仮説検証とデザイン思考の新製品企画の違い
仮説検証での新製品 | デザイン思考での新製品 | |
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調査 | 過去の統計データの“ボリュームゾーン”に注目する。 データ数はn=500など多い。 |
調査員が五感を活かして体験したり、ヘビーorライトユーザーにインタビューや観察をし“ユーザーに共感”する。 データ数はn=1と少ない。 |
アイディア | ボリュームゾーンから検証可能な仮説を立てる。 |
体験・観察などしたことから点と点が結びついてデザイン思考でアイディアを創出する。 |
検証 | 仮説の正確性が出るまで仮説→検証(PDCA)を繰り返す。 | 過去のデータなどでは証明・類推できない。 |
効果 | 無難な改良レベルの製品ができやすく、外しにくいが、売上の幅もそう大きくなりにくい。 | 今までの常識を変える製品ができ、当たったときの売上の幅が大きい。当たらないときは小さいテスト販売からなので影響も少ない。 |
過去データにとらわれず、未来のヒット製品を作るためにはデザイン思考がおすすめです。
新製品コンセプトデザインコンサルティングのご紹介
社内スタッフもしくは経営者様による専用チームを組み、デザイン思考によるアイディア出しから新製品ガイドラインまで、新製品のコンセプト部分を重点的にサポートするサービスです。
★「新製品コンセプトデザインコンサルティング」はポロロンデザイン事務所独自のサービスです。
貴社担当役員様へ 大きなテーマをヒアリング
新製品を企画する上での大きなテーマを貴社担当役員様へ伺います。
アイディアが出にくくなるので細かな製品への要求はしすぎないレベルです。
現時点でのお悩み、問題点なども伺いながら大きなテーマを決めていきます。
大きなテーマ例
- 100周年を記念して、今までの技術力を活かしつつも、常識を変える新製品を考えてほしい。
- 5年後に当社がリーディングカンパニーになれるほどの新製品を考えてほしい。
- 海外も視野に入れて非言語で使用できる製品を考えてほしい。
- 新分野へ進出を念頭に、今までにない新商品を考えてほしい。
ポロロンデザイン事務所による フィールドワークと構想
貴社スタッフ様にどんなアイディアを出していただくか、方向性をもって進行するために、事前にポロロンデザイン事務所がデザイン思考でアイディアの構想をしておきます。そのために、工場見学、貴社スタッフ様にお話を伺ったり、五感で貴社のことを知っていきます。
フィールドワークと構想の例
- 工場を見学させていただく。
- 既存製品をじっくり観察する。
- 貴社スタッフ様にお話を伺う。
- 取引先へのインタビューに同行させていただく。
- 未来の顧客層への観察、インタビューなど行う。
- ポロロンデザイン事務所が顧客体験をする。
- アイディア構想、方向性を検討。
貴社スタッフ様による
アイディア出しのサポート
社内公募か指名で集めた貴社スタッフ様専用チームを作ります。
大きなテーマとポロロンデザイン事務所のアイディア構想にそって、デザイン思考によるアイディアができるようポロロンデザイン事務所独自のメソッドやフレームワークを活用しサポートをします。
アイディア出しのサポート例
- デザイン思考の説明とアイディア出しのメソッド等を伝える。
- 大きなテーマとポロロンデザイン事務所のアイディア構想にそって、意見をブレーンストーミングしていただく。
- 各自アイディア出しをしていただく。
- アイディアを発表しあい、方向性のずれデザイン思考的部分があれば伸ばす方法などを解説する。
- 再び各自アイディアを出していただく。
※デザイン思考は、デザイナー以外は慣れていないため、ポロロンデザイン事務所がサポートし、改善レベルではない今までの常識を変えるアイディアだしをめざします。
ポロロンデザイン事務所による
アイディア選定
貴社スタッフ様に出していただいた10~100案程度のアイディア時点では、あいまいな部分が多く製品のビジョン(未来像)が見えてこないことがあります。そこでポロロンデザイン事務所が貴社スタッフ様と話し合い、アイディアの本質や魅力あるビジョンを引き出し昇華します。ポロロンデザイン事務所がデザイン思考を基に2~3案程度選びだします。
アイディア選定の例
- 再び工場見学・既存製品観察・貴社スタッフ様インタビュー・取引先インタビューなどを行いアイディア構想の再確認。
- アイディアにより貴社スタッフ様へインタビュー。
- アイディアを選定する。
ポロロンデザイン事務所による
コンセプトの未来を絵で見える化
選び出した2~3案のアイディアから、どのように新製品が今までの常識を変えるのかのビジョンやコンセプトをポロロンデザイン事務所が絵などで見える化します。これをコンセプトデザインと呼びます。これにより、社内の誰もがイメージできるようになります。2~3案のうち担当役員様に1案お選びいただきます(複数でも可)。
コンセプトデザインは、たとえばコンセプトアートやパース画に似ています。
新製品コンセプトデザインは、ゲーム業界のコンセプトアート(ゲーム制作前のイメージ共有資料)や建築業界で言うパース画に似ています。
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ゲームの世界観を表現しゲームへの期待感も高める役割のコンセプトアート
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まだ見ぬ新築の家の空気感を表現し期待感を高めるパース画
こういった見える化をすることで、社内外の誰もがイメージを共有でき、新製品の完成やマーケティングまでブレることなく遂行できます。
ポロロンデザイン事務所による新製品コンセプトガイドライン制作
お選びいただいた1案について、ビジョンやコンセプトが製造工程で消滅しないために、改変不可の必須条件と改変をしてよいところも明文化した新製品コンセプトガイドラインをポロロンデザイン事務所が策定します。
新製品コンセプトガイドライン内容例
- コンセプトデザイン画
- アイディア概要
- 新市場の説明
- ペルソナ
- カスタマージャーニー
- 製品デザイン上の譲れない点
- 希望の価格帯
- 禁止項目 など
うれしい効果をめざせます
- 自社では作れないと思っていた、“今までの常識を変える新製品・新市場”を作ることができる
- 自社オリジナル製品で市場を勝ち取れる 価格競争から抜け出せる
- 社員の達成感から経営者と社員との距離が縮まり、社内に活気がでてくる
- 新製品企画部門の人員選定、部門立ち上げテストに役立つ
向いている企業、向いていない企業
こういう企業に向いています。
- 仮説検証(PDCA)での新製品企画に限界を感じている企業
- 新製品作りがうまくいかなかった経験のある企業
- デザイン思考を活用した新製品企画をしてみたい企業
- 改良レベルではない製品を作りたい企業
- 自社オリジナル製品を販売してみたい企業
- 製造ラインの変更が柔軟な企業
- 新しいことに挑むことに抵抗が少ない企業
- 今時点は安定して経営している企業
こういう企業は向いていません。
- 即売上への結果をお求めの企業
- 過去のデータや根拠がないと新製品企画の承諾が降りない企業
- 新しいこと、変化が苦手な企業
- 今時点経営が厳しい企業
よくある質問
A:はい、サービスでも対応できます。
A:はい、社長様お一人でも、経営者様数人でも、サポートします。
A:お客様のご希望に合わせて臨機応変に、組み替えることも可能です。
お問い合わせからご契約までの流れ
- まずは、クライアント様より資料ダウンロードかお問い合わせをいただきます。
- 当事務所からお電話やメールでざっくりご希望をお伺いいたします。
- 両社でお電話か面談にて詳細の契約条件を確認いたします。
- 両社契約条件に合意できたことを確認した上で、クライアント様よりご発注(契約)をいただきます。これ以降有料となります。
- 当事務所がクライアント担当役員様へ大きなテーマをヒアリングします。
- 以下、ポロロンデザイン事務所のサポート範囲の通りです。
続きは資料をダウンロードしてご覧ください。
ダウンロード資料には、サービスの価格や進め方など詳細が書いてあります。ぜひダウンロードしてください。ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせもいただけたらと思っております。
資料ダウンロードフォームへ著者プロフィール
廣田 智江(ひろた さとえ)ポロロンデザイン事務所
代表、プロデューサー/デザイナー
武蔵野美術大学卒
(公財)東京都中小企業振興公社「デザイン相談窓口 専門相談員」
代表者プロフィールをもっと見る
(この記事は2023/4/27に公開され、2023/10/27に更新されました。)
A:ご契約前に一度お打ち合わせをさせていただき、クライアント様も当事務所も双方条件を確認したのちに契約をしてから作業に移ります。